一日一万歩の根拠

一日に一万歩歩きましょうという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。また、一日に一万歩を目標に万歩計の数字を増やすことに日々努力を積み重ねている方もいるのではないでしょうか。ではどうして一日に一万歩あるこうと言われるのかその根拠をご存知でしょうか。
日本人の場合、1日の摂取カロリーから消費カロリーを差し引いたとき、100kcalから300kcalオーバーしていることが多いといわれます。成人の場合であれば100kcalを消費するためには3千歩あるくことで消費できます。(消費カロリーは正確には個人によって違います。)300kcalオーバーしたカロリーを消費するためには9千歩あるかなければならない計算になりますが、切りのいいところで一日一万歩といわれるようになったようです。
摂り過ぎた300kcalを消費すればよいわけですから、一日一万歩でなくても良いということになりますね。例えば、300kcalを消費するためには、ゆっくりと歩くと110分、普通の速さでは90分、歩幅を大きく速く歩くと60分、必要だそうです。大またでスピードを上げて歩けば一万歩でなくても300kcalを消費できるということですね。
ここで正しい歩き方をご紹介しておきましょう。
姿勢は、前方に目を向け背筋を伸ばしお腹を引き締めます。膝は負担のかからないように自然に伸ばし、足の親指の裏でしっかりと地面を踏んで蹴りだし、着地はかかとから行います。腕は肩の力を抜いて足の運びに合わせて自然に振りましょう。

生活の中に歩く機会を作りましょう

一日一万歩あるくぞと目標を立てても、忙しい現代人はなかなか歩く時間を捻出できない方も多いことでしょう。本格的にウォーキングの時間をもてなくても生活の中で細切れ時間を見つけて歩くようにし、合計一日一万歩を目指してみてはいかがでしょうか。
日常生活の中では歩く工夫を増やせる場面はたくさんあります。
例えば、バスを利用するときには一つ手前の停留所で降りて歩くことも良いでしょう。会社にお勤めの方はお昼休みにはちょっと離れたお店にランチを食べに行くようにしたり、社内ではエレベーターを極力使わずに階段を利用するようにしましょう。自動車やタクシーの利用を控え移動は電車やバスを利用するようにすることも歩数を増やすにはいいでしょう。主婦ならば普段の買物は徒歩で出かけるようにしたり、ちょっと遠くのお店に行ったりしてはいかがでしょう。街へ出てあちこちショッピングしたり見て回ったりすることもいいですね。車で出かけたときには入り口付近に駐車せずちょっとはなれた場所に駐車して歩数を増やしましょう。
常に万歩計を身につけておくと良いですよ。最近の万歩計は毎日の歩数を記録し月間の歩数がわかったり、ゲーム感覚で日本一周できたりするなど様々な機能がついています。お店を覗いてみるとおもしろい万歩計がたくさんありますよ。

歩くことこんなにいいことがいっぱい!

歩くことが健康にいいということは皆さんご承知のはずですね。では具体的にどんなことが健康にいいのでしょうか。
まずなんといっても体のためにいいですね。速く歩くことで有酸素運動となり、脂肪が燃焼されダイエットに効果が期待できます。筋力を鍛えることもできますし、心配機能の向上も期待できます。また、高血圧や高脂血症や高血糖の予防あるいは改善に効果が期待されるようです。足腰を鍛えることができるので寝たきり防止にもなるかもしれませんね。
次に歩くことは脳のために非常にいいのです。近年は脳トレなどが流行中ですが、歩くことは脳の神経細胞を刺激し脳全体の活性化につながります。脳が活性化することで、神経伝達物質をたくさん放出することとなり、ひいては認知症予防や老化防止にも効果が期待できるのです。
最後にもう一つ、歩くことは気持ちをリフレッシュさせるためにも良いのです。歩くという単純なリズムが脳内にあるセロトニンという精神を安定させる物質を活性化させるのに良いそうです。歩くことでセロトニンを活性化させるとリフレッシュ効果やストレス解消効果を得られると考えられます。
このように歩くことは体と脳と気持ちに大変良い影響を与えます。一日一万歩あるいて健康な毎日を送りましょう。

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